結婚式を控えているカップルにとって、お悩みポイントといえるのが「演出」ではないでしょうか。
せっかく足を運んでくれたゲストに対し、喜んでもらえるような演出を取り入れたいと考えることは当然のこと。感謝の気持ちを伝えるという意味でも、演出にはこだわりたいところです。
そこで、おすすめなのが「サンドセレモニー」です。本ページでは、サンドセレモニーの概要や、手作りする方法をご紹介します。
目次
サンドセレモニーとは
サンドセレモニーとは、サンドアートを取り入れた演出のことです。
ゲストの前で夫婦が2人でカラーサンドをフレームへと入れていき、世界でたった一つのサンドアートを作成します。
フレームへ入れたカラーサンドは、複数の色が綺麗に混ざり合い、美しいアートへと仕上がっていくのが特徴。結婚式の演出として近年人気を集めています。
また、最近ではゲストが参加するサンドセレモニーの演出を取り入れるカップルも多いです。
ゲスト1人1人にカラーサンドを一色ずつフレームに入れてもらうという演出で、新郎新婦はもちろんのこと、ゲストも楽しめます。
サンドセレモニーのメリット
サンドセレモニーを取り入れるにあたり、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
結婚式の演出に悩んでいる方は、以下からの内容を参考にしながら検討してみてください。
他にはない演出ができる
サンドセレモニーのメリットは、他にはない演出ができる点です。
近年注目されているサンドセレモニーですが、まだまだ浸透していない演出。「他のカップルとはかぶらない演出をしたい」と考えている方にピッタリといえます。
また、サンドセレモニーは、「選ぶカラーサンドの色」「フレームや容器の形状」「サンドセレモニーの方法」など、さまざまな部分でオリジナリティを取り入れることが可能です。
2人だけの演出を取り入れたいなら、サンドセレモニーは魅力的な選択肢でしょう。
世界でたった一つの記念品になる
サンドセレモニーで作ったサンドアートは、世界でたった一つの特別な作品になります。そのため、思い出深い記念品となることは間違いありません。
特に、ゲストにも手伝ってもらって完成させたサンドアートは、祝福の気持ちも込められているため、より一層思い入れのある作品になるでしょう。
結婚の記念に素敵な作品を残したい方や、2人だけの記念品にこだわりたい方は、サンドセレモニーがおすすめです。
ゲストが退屈しない
サンドセレモニーは、ゲストが退屈しにくいといったメリットがあります。
演出によっては、新郎新婦の自己満足に終わってしまったり、身内ネタで盛り上がり、蚊帳の外のゲストが出てきてしまったりすることがあります。
しかし、サンドセレモニーは誰もが楽しめる演出の一つ。ゲストも参加するスタイルであれば、より退屈しにくくなるでしょう。
ゲストと新郎新婦が一体となって楽しめる演出ですので、「ゲストにも喜んでほしい」という気持ちが強いカップルにもピッタリです。
手作りすれば安く済む
意外なメリットではありますが、サンドセレモニーは手作りで取り入れることもできますので、安く済む場合があります。
容器やフレームなどは、ホームセンターで販売されている材料を使用すれば手作り可能。すべての材料を購入しても、数千円程度で済むこともあります。
一方、式場や専門店などへサンドアートの商品を注文すると、数万円かかることがあるため、「安く済ませたい」という方は手作りがおすすめです。
印象的な演出でありながら、少ないコストで対応できるのは、サンドセレモニーならではといえます。
サンドアートを手作りする方法
サンドアートを手作りする場合、どのような手順で作成していけばいいのでしょうか。
ここからは、サンドアートを手作りしたい方に向けて、作り方をご紹介します。
ホームセンターで木材をカットしてもらう
まずは、ホームセンターでフレーム部分にあたる木材をカットしてもらいましょう。作業に慣れていない方が、むやみに自分で木材をカットすると、怪我をしたり失敗したりすることがあります。
ただし、ホームセンターによっては木材のカットサービスを提供していない場合もありますので、あらかじめ問い合わせて確認しておきましょう。
材料を組み立てる
サンドアートに必要な材料は次の通りです。
・フレーム (同じサイズを2個)
・木材(フレームにぴったり合うサイズ 計4本)
・ボンド
まず、両端と底辺にあたる木材をボンドで固定します。上辺はカラーサンドを入れた後に固定するため、この段階ではボンドで貼り付けしません。
ボンドが乾いたら、木材をフレームにピッタリと貼り付けます。最後に木材をはさむイメージで、もう一つのフレームを貼り付けたら完成です。
完全に乾くまでは触れず、重しを乗せるなどして強化しておきましょう。
必要に応じて装飾も
ただのフレームでは物足りない…という方は、フレーム部分にスワロフスキーを取り付けてみたり、ガラス部分にメッセージを書いてみるなどして、装飾してみることもおすすめです。
華やかなフレームになれば、サンドセレモニーもより一層印象深いものになるでしょう。
ただし、装飾をしすぎると、肝心の「カラーサンド」のインパクトが弱くなってしまうため注意してください。
おわりに
本ページでは、結婚式の演出に悩んでいる方に向けてサンドセレモニーをご紹介しました。
さまざまなメリットがありますので、「どんな演出をしたらいいのか分からない」と悩んでいる方にピッタリです。
手作りすれば、コストも安価に済みますので、これを機に検討してみてはいかがでしょうか。









