結婚を控えている花嫁の中に「寿退社」を検討している方はいらっしゃいませんか？
これまで同僚や仲間とともに働いてきた会社。お世話になった場所でもありますので、なるべく会社には迷惑をかけずに退社したいところです。
しかし、「どのように退社すれば迷惑がかからないのか」について、きちんと把握している花嫁は少ないのが現状。今回は、寿退社を検討している花嫁に向けて、注意点を解説します。
PICK UP
結婚式に和を取り入れたいという方のご希望に幅広くお応えできるのが蘇州園。
前撮り、挙式、披露宴、おふたりらしい和モダンウエディングをプランナーと一緒に見つけてください。
目次
寿退社はトラブルになるケースがある
結婚を機に退社する「寿退社」は、稀にトラブルとなってしまうケースがあります。
退社の際に、会社と意識や認識にズレがあったり、退社する際に適切な行動ができていないと、トラブルになることがあるのです。
長く働いた会社であれば、これまでの感謝の気持ちも込めて、なるべく円滑に退職するため、そして会社からの理解を得られるよう誠実に対応したいところでしょう。
花嫁はトラブルにならないように寿退社をしなければ、後味の悪い最後となってしまいます。
次項の「注意点」をチェックしながら、自分がすべきことを考えてみてください。
寿退社で花嫁が注意すること
寿退社を予定している花嫁は、どのようなことに注意しなければならないでしょうか。
ここからは、寿退社の際に花嫁が気をつけるべき注意点を解説します。
退社の希望は早めに相談する
寿退社を検討しているのであれば、その希望は早めに会社に相談しなければなりません。
会社としては、突然「結婚することになりました。来月で辞めます」と言われたら、とても困ります。仕事の引継ぎを十分に行えるような余裕もなく、社内が混乱する可能性もあるでしょう。
そのため、退社の希望は早めに相談しておくことが大切です。期間の目安は退社希望日から逆算して3か月。
3か月あれば、引継ぎや社内の業務編成の組み直しなどをしやすいでしょう。最低でも3か月前には退社を申し出るよう心がけてください。
仕事の引継ぎは丁寧に行う
花嫁が寿退社をする際には、仕事の引継ぎは丁寧に行ってください。
どんな仕事も引継ぎは必要不可欠。とくに、自分しか担当していなかった業務があれば、すべての業務を別の従業員が対応できるよう、細かく引継ぎ作業を行う必要があります。
これまでの業務内容や状況などを共有するのはもちろんですが、業務を行う上で参考にした資料や、円滑に進めるためにメモした内容などがあれば、それらも伝えておくことが望ましいです。
必要に応じて、複数人に業務を分担させたり、手順を紙に書き出しておくなどして、臨機応変に対応してください。
会社の物はきちんと返却する
会社から借りているものや、会社の備品などは、必ず返却することが大切です。
例えば、書籍や会社の鍵、制服、PCなど、会社から借りているケースは少なくありません。うっかり返却を忘れがちな備品ですが、きちんと返却しておかないと後からトラブルになる可能性があります。
最悪の場合、損害賠償請求などの問題に陥ることも考えられますので、必ず会社の物はきちんと返却してください。
社内に自分の物を残していかない
寿退社をする場合、自分の見の周りを整理するのは当然のことですが、その際「一つも自分の物を残しておかないこと」を心がけて整理しましょう。
一つでも会社に置き忘れたものがあると、他の従業員が確認の電話をしたり、郵送で届けたりなどいろいろな対応に追われることになってしまいます。会社の負担を増やすことにつながりますので注意しましょう。
最初に相談するのは直属の上司
花嫁が寿退社の件を会社に相談する場合、まずは「直属の上司」から話をしておく必要があります。
直属の上司は、部下の状況を知っておかなければならない存在。直属の上司を飛ばして、さらに上の上司などに相談してしまうと、直属の上司として立場がなくなってしまいます。
これまで最もお世話になってきた存在でもありますから、必ず「直属の上司」に相談をしたうえで、他の役職や部署などに相談しましょう。
寿退社前の挨拶について
寿退社の際は、いろいろな人へと挨拶をして回ることがほとんど。しかし、正しい挨拶について知っておかないと、失礼になってしまうため注意が必要です。
まず、寿退社の挨拶は、SNSなどで行わずに直接会って行いましょう。とくに、お世話になった方や上司、取引先などへは直接会って報告・挨拶することが望ましいといえます。
目上の方に対して、SNSなどの便利ツールを介して挨拶をすると、マナー違反と見なされますので気をつけてください。
おわりに
花嫁が寿退社をする際には、気をつけなければならないことがたくさんあります。
思わぬトラブルを回避するためにも、あらかじめ注意点を把握したうえで、適切に対応していかなければなりません。
現在、寿退社を検討している女性は、本ページを参考にしながら「必要な対応」「正しい挨拶」について、今一度理解を深めておきましょう。
PICK UP
結婚式に和を取り入れたいという方のご希望に幅広くお応えできるのが蘇州園。
前撮り、挙式、披露宴、おふたりらしい和モダンウエディングをプランナーと一緒に見つけてください。
