とっても楽しみにしていた結婚式。しかし、やむを得ない事情から、キャンセルせざるを得ない状況に陥ってしまうことがあります。
万が一、結婚式が中止・延期になってしまった場合、キャンセル料が発生する場合がありますので、新郎新婦としては金銭的に大きな負担を受けることとなってしまいます。
こうした結婚式のキャンセルに備えられるのが、結婚式の「保険」です。
そこで、本ページでは、結婚式の中止・キャンセルに備える保険をご紹介します。
目次
結婚式でありがちなキャンセル理由
まずは、結婚式でありがちなキャンセル理由を紹介します。
どのようなケースでキャンセルとなるのか、あらかじめチェックしておきましょう。
自然災害
台風や豪雪、地震など自然災害の影響でやむを得ずキャンセルせざるを得ないといったケースがあります。
万が一結婚式当日に大きな自然災害があった場合、ゲストが式場まで足を運ぶのは危険でしょう。キャンセルして新郎新婦及びゲストの安全を確保する必要があります。
また、自然災害によって新郎新婦の家が倒壊した、などにより、キャンセルとなることもあります。
新郎新婦の病気・怪我
結婚式のキャンセル理由として、比較的多いのが「新郎新婦の病気・怪我」です。
突発的な病気や怪我は仕方がないものですが、自身の出席が難しい以上はキャンセルしなければなりません。
新郎新婦の身内の不幸
新郎新婦の親や兄弟など、身内に不幸があり、葬式に参列しなければならない…などの場合は、結婚式のキャンセルが必要でしょう。
スケジュールによっては、葬式後に結婚式を行うといった選択肢もありますが、気持ちの問題からそれは現実的ではないのが事実。
一般的には結婚式の中止や延期がほとんどです。
妊娠中の新婦のリスク
稀なケースではありますが、結婚式予定の新婦が妊娠中であり、「切迫早産のリスクがある」「流産のリスクがある」など、母子にリスクがあると判断された場合は結婚式をキャンセルする必要があります。
この場合、出産が無事に終わってから改めて結婚式を計画するケースが多いです。
結婚式のキャンセル料が発生する主な条件
結婚式のキャンセル料が発生する条件は、契約する式場などによって異なりますが、比較的条件としてよく上がる内容があります。
どのような条件でキャンセル料が発生するのか見ていきましょう。
内金支払い後はキャンセル料が発生
すでに結婚式状と契約を済ませ、内金を支払った場合はキャンセル料が発生します。
契約を済ませていたり、内金を支払っていたりする場合、「正式に申し込みが済んでいる」と判断されます。
式場側の都合ではない限り、内金支払いから1日でも過ぎたらキャンセル料が発生することを覚えておきましょう。
延期でもキャンセル料が発生するケースも
結婚式の中止でキャンセル料が発生するのは周知の事実ですが、すでに契約した結婚式場での予定を、別日に延期する場合でもキャンセル料が発生するケースがあります。
契約前に、延期する際のキャンセル費用の条件を確認しておくと安心です。
仮予約の段階ならキャンセル料はなし
仮予約の段階であれば、キャンセル料が発生しない場合がほとんどです。
結婚を検討しているカップルであれば「とりあえず式をおさえておきたい」と仮予約をする場合があるでしょう。しかし、仮予約は正式な契約ではありませんので、「やっぱり別の結婚式場にする」と仮予約をキャンセルしても、キャンセル料金を請求されることはありません。
結婚式のキャンセルに備える「保険」とは?
結婚式を計画していても、ひょんなことからキャンセルせざるを得ないリスクはあります。
万が一キャンセルしなければならなくなった場合、多額のキャンセル料の負担がありますので、新郎新婦にとっては大きなリスクでしょう。そんなときに心強いのが「結婚式の万が一」に備えられる保険です。
ここからは、結婚式のリスクに備えられる保険を紹介します。
キャンセルの理由になりやすい事柄を全て補償
結婚式の保険では、キャンセルの理由になりやすい事柄を全て補償しています。
「体調不良」「入院」「身内の不幸」「自然災害」「出産関連のリスク」など、主なキャンセル理由を補償してもらえますので、万が一の事態にも安心です。
結婚式が中止・延期になるだけでもガッカリすることですから、さらにキャンセル料の負担を負わないためにも、保険の加入をおすすめします。
式当日のアクシデントも補償
結婚式の保険では、式当日のアクシデントも補償していますので、とても心強いです。
例えば、設備や備品を破損してしまった場合の補償、ゲストの体調が急変した場合の補償、レンタルした衣装(ドレスなど)を破損してしまった場合の補償など、幅広いアクシデントを補償しています。
そのため、心配なく式を思いっきり楽しむことができるでしょう。
おわりに
結婚式は念入りに準備をしていても、思わぬ理由からキャンセルしなければならない…といったシーンに陥ることがあります。そのうえ、キャンセル料が発生するケースも多く、新郎新婦は精神的にも金銭的にも大きなダメージを受けることになるでしょう。
こうしたリスクに備えるためにも、保険に入ることは大切です。安心して結婚式を挙げたい方は、ぜひ保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。