婚約指輪を受け取ったとき、嬉しさと同時に湧き上がるのが「お返しの疑問」ではないでしょうか。
一般的に、婚約指輪を受け取ったら、お返しとして相応のものを男性に渡すことが多いです。しかし、婚約指輪のお返しが初めての方にとっては、「何を渡せばいいのか分からない…」と悩んでしまうのが正直なところでしょう。
そこで、今回は婚約指輪のお返しにおすすめのアイテムや、お返しにかけるお金の相場を解説します。
目次
そもそも婚約指輪のお返しは必要?
婚約指輪を貰った後、そもそもお返しは必要なの?といった疑問を抱える女性は少なくありません。
結論からいうと「必ずしも必要ではない」ということが事実です。婚約指輪もそのお返しも明確なルールは存在せず「気持ちの問題」といえます。
「渡したいから渡す」という認識が、婚約指輪にもお返しにも存在するのです。ただ、最近は結婚生活のための資金としてお金を残しておきたいという理由から、お返しを渡さないケースもありますし、新生活の準備資金にお金を回すためにお返しを渡さない女性もいます。
関係性や状況などと照らし合わせて、婚約指輪のお返しを検討するといいでしょう。
ちなみに、婚約指輪に対してお返しをする女性は、全体のおよそ4割程度といわれています。
婚約指輪のお返しにおすすめのアイテム
婚約指輪のお返しにはどのようなアイテムがおすすめなのか気になるところです。
「お返しとして何を渡せばいいのか分からない…」という方は、以下を参考にしてみてください。
時計
婚約指輪のお返しとして、定番的な存在でもあるのが「時計」です。
時計は普段から身に着けるものですので、お返しとして渡すと男性にとても喜ばれます。とはいえ、あまり安価な時計は特別感が得られにくいので、有名ブランドや品質の良い時計をチョイスすることがおすすめです。
財布
毎日使用する「財布」は、男性に喜ばれるお返しの一つです。
あらかじめ、パートナーが使用している財布の特徴やブランドなどをチェックしておくと、「パートナーに合った財布」を選びやすくなるでしょう。
また、財布は革やナイロンなど素材の種類もさまざまです。長く使うことを想定し、質の良い財布を選んであげると、長く大切に使ってもらえるでしょう。
ネクタイ・ネクタイピン
スーツを着用して仕事をするパートナーであれば、ネクタイやネクタイピンなどのお返しがおすすめです。
ネクタイやネクタイピンは使用頻度が高い一方で、あまり頻繁に買うものではありません。そのため、長年同じものを使い続けていることが多いのです。
婚約指輪を貰ったのを機に、新しいネクタイやネクタイピンをお返しとしてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
スーツ
パートナーの体型や好みなどがあらかじめ分かるなら、「スーツ」のお返しがおすすめです。
仕事柄、スーツを着用して働くことが多いなら、スーツはたくさん所有していても困ることはありません。むしろ、いざというときのためにも、複数着持っておくと安心です。
そのため、婚約指輪のお返しに迷ったら、「スーツ」も選択肢として検討するとよいでしょう。ただし、スーツは体型に合ったものを選ばないと着こなすことが難しいため、あらかじめウエスト回りや背丈などを確認しておく必要があります。
婚約指輪におけるお返しの相場
婚約指輪のお返しで、どれくらいの費用をかけるべきか悩む方は少なくありません。具体的には、「婚約指輪の価格の半分程度」が相場といわれています。これは「半返し」とも呼ばれていて、仮に婚約指輪の価格が30万円であれば15万前後のものを渡すことが目安なのです。
決して安価なお金ではないため「何を選ぶべきか」を慎重に検討し、パートナーが喜ぶものを渡しましょう。
婚約指輪のお返しを渡す際の注意点
婚約指輪のお返しを渡す際、いくつか注意点があります。せっかくの贈り物で失敗しないためにも、次からの内容を把握しておきましょう。
無理に一人で選ばない
お返しは選ぶ側のセンスが問われるもの。自分のセンスに自信がないときには、無理に一人で選ばず、パートナーと一緒に選ぶことが大切です。
サプライズ的な演出はできなくなってしまいますが、アイテム選びで失敗する可能性を考えると、一緒に選んだほうが無難でしょう。
遅くとも「結婚式」もしくは「結納」までに渡す
婚約指輪のお返しは、遅くとも「結婚式」もしくは「結納」までに渡すことが大切です。婚約指輪のお礼を伝える機会でもあるため、あまり遅くなってしまうのは好ましくありません。
可能であれば、「結納」や「顔合わせ」のタイミングで渡すとよいでしょう。
お返しが遅くならないよう、「渡す予定日」から逆算して、余裕を持って準備を進めてください。
おわりに
今回は婚約指輪のお返しについて解説しました。
素敵な婚約指輪を受け取ったら、お礼としてふさわしいお返しを贈りたいものです。婚約指輪を受け取る予定がある方は、ぜひお返しの計画も立ててみてはいかがでしょうか。










